そもそも脳波とは何だろうか。まずはそこから掘り下げていこう。

神経細胞というのは、微弱な電流によって情報を伝達している。従って神経の塊ともいえる脳は、活動している際に電流が行きかっているという事になる。そしてその電流が頭皮の表面にも現れるのだ。その電気的な変動を電極で捉え、増幅した形で記録した波形こそが「脳波」なのである。

ではこの脳波検査からどのようなことが分かるのだろうか。まず大まかにいえば、脳の働きを調べる検査である。痙攣の症状がみられる場合には必ず行われる検査であり、そのほかにも昏睡状態や意識障害がみられた場合の診断に用いたり、脳死の特定に用いることもある。この脳波検査はCT検査やMRI検査などの結果と併せて診断の判断材料となる。

というのも、脳腫瘍やケガによる脳への障害はCTに映っても、真性てんかんはCTにかけても異常として検出されないのだ。より正確に診断を下すには、CTだけでなく時に脳波検査も必要となるのだ。疑われる病気からどの検査が必要なのか慎重且つ適切に判断しなければならないのである。

さてこの検査、どのようにして行っていくかというと、頭に数十個の電極とゼリーを取り付けて30分ほどかけて行っていく。安静にした状態で、目を開けたとき・閉じたとき・深呼吸をしたとき等様々な状況下の脳波を計測していく。てんかん等の病気の場合、この検査結果に加えて光や音の刺激を与えたり、薬物を投与することで測定していく。

睡眠中の脳波を測定することもあるようだ。30分ほど要するとお伝えしたが、そのほかの検査も含むのであれば2時間前後は想定しておく方が良いだろう。

この脳波、まだまだ研究がなされ不明な点も多い分野だ。素人判断でむやみに心配しすぎず、主治医の指導に従うようにしてもらいたい。

脳波検査

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